【劇場公演】感染予防への取り組みアンケート公開

たくさんの劇場が感染予防対策への取り組みのため、ガイドラインを作っています。

しかし、各団体がどのような取り組みをしているのかは、はっきり言って謎です。

これから本番を予定している人たちは、なにをしたら万全なのか、安全なのか、不安で仕方ないと思います。

そこで”稽古期間の前から、稽古中→本番中→公演後の取り組みを共有できるアンケート”を作りました。

アンケートの制作には、”東京都の劇場ガイドラインを元”に、2020/7/2~7/12座・高円寺で公演を行った”カムカムミニキーナの松村武さん”の助言をいただきています。
これから公演をされる方々の参考になれば、幸いです。

※公演をされた方は、アンケートにお答えいただけますと大変ありがたいです(個人で回答してもらっても大丈夫です。また回答できない項目は飛ばしていただいて大丈夫です)
アンケートはこちら→

※PCでの閲覧推奨です。

【アンケートに答えてくれた方々】

【移動時の感染予防の取り組み】

Q1:家⇔劇場(稽古場)の移動中の取り組みはどんなことをしましたか?
Q2:家⇔劇場(稽古場)への移動手段の取り組みは、どんなことがありましたか?
Q3:稽古中の日常生活での取り組みがあったら教えてください。
Q4:その他、移動時の取り組みがありましたら教えてください。

【稽古場での感染予防の取り組み➀】

Q5:稽古場へ入るときしていた取り組みはありますか?
Q6:待機中はどのようの過ごしましたか?
Q7:芝居中はどのようにしていましたか?
Q8:作業中はどのようにしていましたか?

【稽古場での感染予防の取り組み➁】

Q9:稽古が開始する2週間前から、なにか取り組んだことはありましたか?
Q10:感染予防対策としての稽古進行上の取り組みを教えてください。
Q11:稽古中のケータリングや差し入れでの取り組みがあったら教えてください。
Q12:そのほか、気づくことがあれば、いくらでも書いてください。

【劇場での感染予防の取り組み➀】

Q13:劇場へ入るときしていた取り組みはありますか?
Q14:待機中はどのようの過ごしましたか?
Q15:本番の舞台上での感染予防に対しての演出はありましたか?
Q16:演出が「あった」と答えた方、それはどのような演出でしたか?
Q17:仕込み中のことを教えてください。

【劇場での感染予防の取り組み➁】

Q18:場当たり中のことを教えてください。
Q19:本番中の演者側のことを教えてください。
Q20:本番中の日常生活での取り組みがあったら教えてください。
Q21:本番中の楽屋での取り組みがあったら教えてください。
Q22:ケータリングや差し入れでの取り組みがあったら教えてください。

【劇場での感染予防の取り組み➂】

Q23:受付のときの取り組みはどんなことをしていましたか?
Q24:物販はしましたか?
Q25:「した」と答えた方は、どのようなやり方をしていましたか?
Q26:終演後の面会はしましたか?
Q27:「した」と答えた方は、どのようなやり方をしていましたか?

【劇場での感染予防の取り組み➃】

Q28:劇場さんは、感染予防に対して協力体制はありましたか?
Q29:「協力体制だった」「一応、協力体制だった」方、劇場の使い方やロビーでのことなど劇場さんとどんな取り組みをされましたか?(記述)
Q30:そのほか、アンケート項目のほかに気づいた点や今後のための共有したほうがいいと思うことがあれば、お願いします。(記述)

【公演期間終了後の取り組み】

Q31:公演期間終了後、取り組まれていることはありますか?
Q32:「ある」と答えた方は、どんな取り組みをしましたか?

【宣伝活動での取り組み】

Q33:観劇してくれるお客さんに対して、感染予防の呼びかけはしましたか?
Q34:「した」と答えた方は、具体的に呼びかけた内容を教えてください。

※公演をされた方は、アンケートにお答えいただけますと大変ありがたいです。
アンケートはこちら→

応援コメント(50音順)

猪原 健さん(歯科医師・歯学博士、ふくやま大道芸実行委員長、演劇人のための実践的な感染症対策と危機管理のための勉強会コーディネーター)

新型コロナウイルスの影響で、舞台芸術が大きな危機に瀕しています。
しかしウイルスの上陸から半年たった今、闘うべき敵の正体も徐々にわかってきました。
舞台芸術に再び灯を燈さんとする一つ一つの取り組みが、小さな成功の積み重ねとなり、それを共有することが、私たちの愛するあの舞台を取り戻すことに繋がります。
あなたのベストプラクティスを、ぜひシェアして下さい。

  

  

尾上 紫さん(日本舞踊家 女優)

atsumaruさんの取り組みは、これまで知りたくても、なかなか知ることのできなかった情報をまとめてくれたものです。
とても具体的で、細かい気付きがたくさんありました。
これは舞台芸術に関わる全ての方々が共有するべきものです。
多くの人が、健全に舞台を創り、楽しめるように協力していきたいと思います。

私はatsumeruさんの活動に賛同いたします。

  

  

八嶋 智人さん(俳優)

atsumeruさんの取り組みとは、このコロナ禍での演劇をはじめとする芸術全般のみならず、社会全体で共有するべき情報をまとめてくれる。
仲間達の対策、活動を皆で見守ってゆく大切な取り組みです。
たくさんの人が気軽に関わる事が大きな拡がりを生み、僕らを取り巻く環境を少しづつでも健全にしてゆく。

僕はatsumeruさんの活動に賛同します。

  

  

わかぎ ゑふさん(女優、劇作家、演出家、エッセイスト)

今年はありえない事が起き、ありえない世界が現実になりました。世界中の演劇人が四面楚歌状態に陥り、もがいたと言ってもいいでしょう。そしてまだ出口は見えていません。
ひとつの劇団だけでは公演もままならない事態が続いています。そんな中、大阪では9月末に18劇団が集まり「ターニングポイントフェス〜関西小劇場演劇祭」を立ち上げます。いまこそ、他劇団と手を繋ぎひとつの塊になっていないと、この大きな波を乗り越えられないと思ったからです。

atsumeruさんの取り組みは、まさしく演劇界の全ての仲間を繋いでくれるものです。いつ、どこで、どんなカンパニーがどんな対策をしたのか?実に有難い情報共有の場を作ってくれました。
個々の「どうしたらいいのか?」という不安を和らげ、演劇界全ての手を横に繋ぎ「大きな力」を与えてくれるものだと思います。

私はatsumeruさんの活動に賛同します。